第59回「建国記念の日」不承認2・11大阪府民のつどいの開催情報

第59回「建国記念の日」不承認2・11大阪府民のつどい


日時 2025年2月11日(火・休)午後1時30分開演
会場 大阪府教育会館たかつガーデン8階たかつ
参加費 500円(高校生以下とガイドヘルパーは無料)
主催 「建国記念の日」反対大阪連絡会議


【記念講演】

戦後80年 戦争の記憶と戦後日本の平和意識―青年の戦争意識をどう育むか―

久保田貢さん(愛知県立大学教授)

愛知県立大学教授。歴史教育者協議会副委員長。著書に『ロールアウト新自由主義下の主体形成 学習指導要領の「ことば」から』(2024年、新日本出版社)、『知っていますか? 日本の戦争』(2015年、新日本出版社)など。


【文化行事】

松原智美さん(アコーディオン)

高校卒業後、クラシックアコーディオンを学ぶため渡仏。パリ市立音楽院を経て、ドイツ国立フォルクヴァンク芸術大学・アコーディオン科芸術家コースを修了。在独中、カールスト音楽学校のアコーディオン講師を務める。

2010年第5回JAA国際アコーディオンコンクール(東京)第3位入賞。

2010年第9回現代音楽演奏コンクール「競楽Ⅸ」(東京)入選。


【意見発表】

吹田の空襲を語り継ぐ会「語り部の体験を読み継ぐ―紙芝居『まもるくん10歳の戦争 吹田』」

奈良教育大学附属学校園教職員組合「同校への政治加入の問題について」


【展示】

治安維持法制定100年 犠牲者展


 第59回「建国記念の日」不承認2.11大阪府民のつどいは、愛知県立大学教授の久保田貢さんに、「戦後80年 戦争の記憶と戦後日本の平和意識―青年の戦争意識をどう育むか―」をテーマに記念講演をしていただきます。

 2025年は戦後80年にあたり、戦争の記憶を継承することは喫緊の課題です。しかし、戦争体験者が減り、話を聞く機会が少なくなっています。学校教育でも平和学習の実施に「何らかの困難を感じている」と答えた担当教諭が約7割に上っており(毎日新聞調査)、普段の生活でも学校教育でも継承の困難さが指摘されています。

 戦争体験の記憶は、戦後日本の平和意識の形成や日本国憲法の定着につながってきました。戦争の記憶を継承するためにどうするか、お話いただきます。

 文化行事や意見発表、展示も行います。


「建国記念の日」反対大阪連絡会議

戦前、「紀元節」は、初代神武天皇即位の日とする天皇制国家の重要な祝祭日でした。  戦後、「紀元節」の復活をねらう政府は、1966年に「紀元節の日」であった2月11日を「建国記念の日」と制定しました。「建国記念の日」は主権在民を基本とする憲法の民主主義的原則に反し、歴史の真実を歪めるものです。