開催日:2022年2月11日
会場:たかつガーデン8階たかつ
記念講演:「コロナ禍のオリンピックが問いかけるもの-政治・資本・ジェンダー-」
講師:井谷 聡子さん(関西大学文学部准教授)
文化行事:宮崎剛さん(ピアノ)
第56回「建国記念の日」不承認2・11大阪府民のつどいが開かれ、会場とオンライン合わせて140人が参加しました。
昨年、反対世論を無視して強行された東京五輪について、関西大学文学部の井谷聡子准教授が、「コロナ禍のオリンピックが問いかけるもの―政治・資本・ジェンダー―」をテーマに講演し、オリンピックが平和や友愛、多文化理解、国際主義など批判しづらい理念を掲げながら、実際には人種差別や自然破壊、予算超過の問題などを引き起こすと指摘。「遊びの要素や日常の中で街を歩いたり、公園で余暇を過ごしたりするなど、もっと違ったスポーツの可能性について考えていきたい」と語りました。
文化行事でピアニストの宮崎剛さんは、コレラが流行していた時代のショパンの楽曲を演奏し、大きな拍手が起こりました。
参加者からは、「スポーツ観戦は好きだが、東京五輪は本当に複雑な気持ちになり、ほとんど見なかったし、選手も気の毒でしかなかったので、今日の学びはとてもよかった」などの声が寄せられました。
集会は、YouTubeで視聴することができます。
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